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BMCのイベントに慶應義塾大学の星野教授が登壇

ビジネスサイエンスを取り入れた効果的なマーケティング手法を解説

マーケティング業界に存在する専門領域ごとの分断を解消し、真に全体最適化されたマーケティングの実現を目指すコミュニティ「BORDERLESS MARKETING COMMUNITY(ボーダレスマーケティングコミュニティ、以下「BMC」)」は、6月15日(水)に国内トップレベルのデータサイエンティストとしても知られる慶應義塾大学経済学部の星野崇宏教授を迎え、「ビジネスサイエンスの先端研究と海外事例から学ぶ、マーケティングの近未来」をテーマにした会員限定のコミュニティイベントをオンライン配信形式で開催いたしました。

慶應義塾大学星野教授
【イベント開催の背景】

BMCは、領域横断的な知見の交流、ならびに専門領域ごとの分断を解消するためのファインディングス創出を目的に、定期的に会員向けイベントを開催しており、今回は第2回イベントとなります。

欧米では、長年にわたって蓄積された膨大なマーケティングに関する研究成果を、ビジネスに取り入れて成果を創出することが一般的であるのに対し、日本においては、あまり活用されてきませんでした。

こうした日本における学術とビジネスの分断を主題として、本イベントでは、統計学・行動経済学・マーケティングの専門家である慶應義塾大学経済学部の星野崇宏教授が登壇し、マーケティング分野における最先端の研究事例や、海外企業の取り組み事例を交えながら、企業のマーケティングにおけるビジネスサイエンスの活用方法についてディスカッションを行いました。

【イベントの内容】

イベント第1部の「セミナー」では星野教授から講演を行い、第2部の「ラボ」では参加会員からの質問や業務における課題に答えていく形式で、星野教授と会員の双方向のコミュニケーションを行いました。

第1部の「セミナー」では、星野教授が登壇し、ビジネスサイエンスへの理解不足ゆえに日本の企業に生じている課題から、マーケティング活動でビジネスサイエンスを活用する方法、また、先端研究事例や企業事例について解説しました。

「企業がビジネスにおいて抱える悩みの大半は、人類初の悩みではない」と語る星野教授は、企業が経営やマーケティングにおいて直面する課題の多くは、すでに学術的な研究結果が示されているケースが多く、それらを有効に活用することで、ビジネス課題はより効果的・効率的に解決できるとし、利益に焦点を当てた効果的なマーケティング指標の設計方法、因果を捉えたマーケティング効果の測定方法などについて、多くの企業事例を交えながら解説しました。

第2部の「ラボ」では、「変化が激しく前例が通用しない現代において、どのようにビジネスサイエンスを取り入れるべきか?」「海外におけるインフルエンサー施策のトレンドは?」など、さまざまな質問や課題が会員から寄せられ、星野教授との双方向のコミュニケーションを通じて本会テーマに対する知見が創出されました。

イベントに参加した会員からは、「日頃モヤモヤと感じていたことについて、事例と数値を交えて説明いただけて、大変すっきりした」「星野教授から、具体的な実例と学術的課題の両者を網羅して説明いただき、分かりやすく理解できた」「このコミュニティでしか聞けないコンテンツだった」などの感想をいただきました。

BORDERLESS MARKETING COMMUNITYとは

BMCは、広告主、広告会社、メディアから、クリエイター、アナリスト、研究者など、マーケティングに関わるさまざまな専門性を持つプロフェッショナルが集まり、領域横断的な知見の交流を行うコミュニティです。会員の知見の交流を通じて、真に最適化されたマーケティングを実現するため、定期的にコミュニティイベントを開催しております。

コミュニティの理事には、日本テレビ放送網株式会社の黒崎太郎氏、三井住友カード株式会社の佐々木丈也氏、螢光TOKYO/DESIGN BOYの手島領氏、カゼプロ株式会社の戸練直木氏、慶應義塾大学の星野崇宏教授、株式会社サイカの平尾喜昭氏など、それぞれ異なる専門領域を代表するプロフェッショナルにより構成されています。

■入会申請フォーム

※BORDERLESS MARKETING COMMUNITYは、会員限定のコミュニティです。
※参加をご希望の方は、下記より入会申請をお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdYtqHEPuj5sm9yBynxAANRDjQegrMRrXZxAhDSUIA2Vrn_iA/viewform

■会員募集条件

(1)マーケティングに関わる業務に従事されているプロフェッショナルの方
 ※専門横断的な交流を図るコミュニティのため、広告主・広告会社・メディア・クリエイターなど、専門領域は問いません。
(2)BORDERLESS MARKETING の考え方に共感される方、実践したい方

 

■コミュニティ概要

名 称:BORDERLESS MARKETING COMMUNITY(ボーターレス マーケティング コミュニティ)
理 事:黒崎太郎(日本テレビ放送網株式会社 取締役 執行役員 営業担当データマネジメント室長
    佐々木丈也(三井住友カード株式会社 常務執行役員 マーケティング本部長)
    手島領(螢光TOKYO/DESIGN BOY クリエイティブディレクター)
    戸練直木(カゼプロ株式会社 代表取締役)
    平尾喜昭(株式会社サイカ 代表取締役CEO)
    星野崇宏(慶應義塾大学 経済学部 教授 / 慶應義塾大学経済研究所 所長)
設 立:2022年2月
会 費:入会金・年会費とも無料
Web :https://borderless-mc.jp/